森脇靖がつくる器
花を摘み、窓辺に飾るような、
その人の生活の中で
その生活にしかないものが生まれること。
目の前にあるものは
それを手にする人にとっては
生活の素材です。
器は、焼き上がれば完成というものではなく、
使う人の手の中で、生活の中で器になっていく。
製陶所を取り囲む木々や草花、
そこに棲む虫や動物たち、日々変化する景色、
私達は毎日そこに目を向け、見つめ続けます。
そして些細なことに皆で泣き笑いし日々を過ごす。
それが私達が器を生み出す糧です。
森脇製陶所の器を生活の素材として
お手にとっていただければと思います。
※妻 智美が綴る製陶所の様子はこちら
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